7038 ようやく羽田空港アクセス線工事着工
計画が発表されて以来、ずっと気になっていたが、ようやく着工となったそうだ。
当初は東京オリンピック前に暫定開業という、相当アグレッシブな計画が立てられていたが、やはり現実的ではなったみたいで、環境アセスメント開始が計画発表の5年後、そしてそれからさらに4年後の着工だ。
完成すると東京駅から羽田空港まで、わずか18分で結ばれることになる。
新橋からは15分程度だろうか。
開通予定は、当初の予定より2年遅れて2031年度。
もし、2032年3月と仮定すると、実に9年後だ。
こうした大規模なプロジェクトの完成時期を考えるとき、これまでは、現在の生活スタイルの延長線上の感覚で完成後の世界に想いを馳せてきた。
しかし、10年単位での未来となってくると、いまのような生活ができているのかも微妙になってくる。
相鉄の新線開業の計画発表時と、その数年後に開業したときの、自身の置かれた環境には少なからず変化があった。
いまから9年後なんて、健康面でも仕事面でも、いまと同じなんてことは、まずないだろう。
正直言って、楽しみというより、不安のほうが、大きい。