5601 ついに動き出した羽田空港アクセス線
少し前くらいから、いよいよ本格的に動き出すという話は出ていたが、ついに、公式に具体的な計画が示された。
工事着手にあたって必要な環境影響評価(環境アセスメント)の手続きを始めるとされたのは、東京貨物ターミナル付近と羽田空港を結ぶ約5.0kmの「アクセス新線」と、田町駅付近からアクセス新線に至る約7.4kmの「東山手ルート」だ。
この付近は、計画が発表された直後に現地を見に行ったことがある。
おそらく、現在もまだ特に大きな変化はないだろうが、アセスメントが完了すれば、大きく変貌を遂げることになるだろう。
ただ、環境アセスメントに約3年、工事の施工に約7年を要するそうだから、完成までには10年の歳月が掛かる。
10年後か…。
他にも、新木場方面の京葉線と接続する「臨海部ルート」、新宿方面の埼京線と接続する「西山手ルート」の計画もある。
一番期待しているのは、完成したら最も利用する可能性の高い「西山手ルート」。
残念ながら、こちらはまだ着手時期が未定なのだという。
もしかすると10年以上先になるわけで、これはもう気長に待つしかない。