[社会の窓]混乱する縮尺
今週は前半は出社と通院で外出が続き、後半は在宅勤務という感じになった。
在宅での仕事も出社する移動がないぶんだけ効率的にできていいが、外出しなければしないで、どうしても変化が乏しいと感じることも多い。
一方、出社などの外出もすっきりできるかというと、そうでもなくそれはそれで面倒に感じることも多いだけに、何ともわがままだなと自分でも思う。
でも、明確な目的ができると、俄然モチベーションが出て、行動に移しやすくなる。
月曜日の東京BRTや、火曜日の神宮外苑など、興味が行動に変わると変化が出て楽しい。
さらに楽しいのは、想像を超えた発見ができたときだ。
天王洲アイルから品川まで歩いて行く途中、たまたま見かけたのがこの光景だった。

パブリックアートの巨大なゴミ入れが気になったが、さらに気になったのは、一時停止していた、ゴミ収集車だった。
偶然、止まった場所が、まさかの巨大ゴミ入れの前だったわけで、これだけ見ると、一瞬縮尺がわからなくなりそうになる。
意図しない、偶然の風景に出会えると、ものすごく得した気分になる。
たったこれだけでも、しばらくのあいだ、なんだか楽しい気分になった。