6995 企画展「動物会議 緊急大集合!」
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の企画展「動物会議 緊急大集合!」を鑑賞。
![会場風景…手前の子どいてくれなかった…](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-01.jpg?resize=240%2C180&ssl=1)
![撮影自由なのは嬉しい](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-02.jpg?resize=240%2C179&ssl=1)
これは、ドイツの詩人・作家であるエーリッヒ・ケストナーの絵本「動物会議」にインスピレーションを受けて企画されたという。
「人間には任せておけない!子どもたちのために、戦争のない世界をつくろう!」 と世界中の動物たちが立ち上がる物語だそうだ。
70年以上も前の作品でありながら、現在に通じる内容だが、これはけっして喜ばしいことではなく、70年以上経っても、まったく人間は変わらないということを意味している。
![葛西薫《夏の愛。Suntory Whiskyの贈りもの》](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-03.jpg?resize=240%2C179&ssl=1)
![浅葉克己《船橋西武「おーい、何が始まるんだ。11月?日。」》](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-04.jpg?resize=240%2C179&ssl=1)
絵本「動物会議」に通じるような、“社会批評”する動物たちのポスター120点が紹介されている。
作者は、日本を代表するグラフィックデザイナー、アートディレクター、アーティストたちで、有名な人たちばかりだ。
![永井一史《としまえんに、うまい話がやってくる!!(鴨が葱を背負ってくる)》](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-05.jpg?resize=240%2C179&ssl=1)
![野田凪《中国線大増便で、ラクになったので、目のクマがすっかりとれたパンダ》](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2023/02/230225-06.jpg?resize=240%2C179&ssl=1)
動物は言葉をしゃべらないけど、ときにはヒト以上に雄弁に語ることもできる…そんな感じがした。
としまえんはなくなってしまったし、船橋西武(2018年2月に閉店)のためだけのポスターが用意されていたり、国際線を積極的に展開していたANAを象徴していたり…と、動物とは直接関係がないけど、時代を感じさせるものも多かった。