6804 これはどう解釈したらいいのだろう?
東京ミッドタウン デザインハブで今日まで開催している「日本のグラフィックデザイン2022」を鑑賞。
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)の会員の作品を年鑑を毎年発行していて、その年鑑に掲載された作品を実物と映像で展示する企画展だそうだ。
順を追って鑑賞していったが、自分にはあまり”響く“作品がなかった。
どのようなアートイベントでも、何かしら印象に残る作品のひとつやふたつはあるものだが、今回はそれを見つけることができなかったのだ。
今、この目の前にあるデザインが生み出された必然性を感じることができず、気付きとか、“こう来たか!”みたいな驚きがなかった。
そう感じているそばで、来場者の多くはたくさんの写真を撮っていた。
そうした姿を見ると、自分だけが世の中の一般的な感覚とずれてしまい、こうしたデザインの良さを感じなくなってしまったのではないかと、不安になってしまった。