6743 東京国立近代美術館のお得な賛助会員
東京国立近代美術館はときどき鑑賞に訪れる美術館のひとつ。
先日、ここの賛助会員という制度はとてもお得ではないかと気が付いた。


個人の賛助会員は、1万円/年で、以下の特典がある。
東京国立近代美術館(美術館・国立工芸館)
・所蔵作品展(常設展)鑑賞は何度でも可
・特別展・共催展 観覧券 各展2枚進呈
・所蔵作品展観覧券10枚進呈
・所蔵作品展音声ガイド無料貸出(2名まで)
・ミュージアムショップ10%割引(現金のみ、一部対象外商品あり)
・館内レストラン「ラー・エ・ミクニ」お食事代10%割引
特別展などは最近値段が上がって2000円/1人くらいになってきたから、1年で2つの特別展を観ればそれだけで、8000円にもなる。
これに加えて、以下の特典もある。
他の国立美術館の所蔵作品展鑑賞も可(2名まで)
・国立映画アーカイブ(7階展示室)
・国立西洋美術館
・京都国立近代美術館
・国立国際美術館(大阪 中之島)
まぁ、京都や大阪などは行きづらいが、上野の国立西洋美術館にいつでも行けるというのは嬉しい。
所蔵作品展(常設展)は、500円/1人だけど、2人で行けば1回で1000円だ。
回数を重ねるだけお得と思うと、1万円の賛助会員のメリットは大きい。
ただ不思議なことに、他の国立美術館の所蔵作品展が鑑賞できるにもかかわらず、これに類似した賛助会員制度は、なぜか東京国立近代美術館でしかやっていないのだ。
他の美術館でも寄付の受付とその特典はあるが、東京国立近代美術館と比べるとかなり見劣りしてしまうため、どういう理由があるのだろう…気になってしまう。