6626 京急川崎駅のパタパタ

京急川崎駅のフラップ式列車発車案内表示装置…いわゆる“パタパタ”が引退するというニュース。
かつては、これが当たり前にあって、珍しくもなんともなかったが、いつの間にやら消えてしまい、もう関東地方では、ここだけしか残っていないそうだ。
ふつう、駅の設備が変更になることがニュースになるなんて、そうそうあることではないが、関東地方では”最後の…”ということになれば、それなりに意味のあるニュースかもしれない。
実際に装置が取り換えられるのは、来月ということだったが、早めに見ておこうと思って、現地に行ってみた。
ニュースになったときは、多くの人たちが写真を撮っていたが、今朝の通勤時間帯にはいない…と思ったら、やっぱりいた。

まぁ自分もそのひとりではあるのだけど。
上りホームと下りホームの2台ずつ設置されていて、下りホームの1台は停車駅を表示するランプが点灯していなかった。
このまま修理されることなく引退してしまうのかもしれない。
朝の通勤時間帯の京急川崎駅は、次々と電車が行き交い、なかには回送の通過列車もあるから、かなりにぎやかだ。


そのため、独特な”パタパタ”という音はちょっと聞きづらいけど、現役で使用されている風景を堪能することはできた。