6192 イノシシ入った田んぼのコメは臭い
知らなかった。
イノシシ入った田んぼのコメは臭い…稲刈り業者にも断られ「今年は売り物にならず」
イノシシは、田んぼに何しに来るのだろう?
最初コメでも食べるのかな…と思ったら、そうでなく、イノシシが自分の体に付いた汚れや寄生虫など洗い落とすために、田んぼに入り込むのだという。
それにしても、どれだけ臭いのか…
刈り取るときやあとの土も酷い獣臭がします。
お米はそれぞれの場合があると思いますが私が食べたのはとても人間の食べ物とは言えないような臭いでした。
さらには、イノシシの入ったコメを刈ったコンバインにまで匂いがついてしまうために、その洗浄まで必要になるらしい。
しかも、田んぼ水に溶けたイノシシの油分などを吸った稲のコメを炊くと、強烈にイノシシの臭いが出るというから、相当厄介だ。
広い田んぼに入り込まないようにするのが難しいから、こうした問題が起きているのだろうし、駆除もなかなか進まない現実もありそうだ。
ジビエ料理が注目を集めてるし、そうした消費が増えればむしろ需要が出てくるかな…と思ったが、実際はそれほどでもないらしい。
国は獣害対策の一環として、イノシシやシカの食肉利用を推進している。しかし現状では、駆除目的で捕獲されたイノシシのうち、ジビエとして利用されているのは1割に満たない。ジビエの流通を拡大していくには、安定供給や衛生管理などの面で多くの課題がある。市猟友会の前田幸彦会長(72)は「鹿児島や宮崎のようなイノシシを食べる文化をつくっていくことも大事」と話す。
食肉としての利用をするとなると、捕獲の仕方から考えていかないといけないようで「電気で殺すと体が硬直して血抜きができず、肉が臭くなってしまう」ということで、本当に簡単ではない。
こんな記事もあって、一筋縄でいかない現実を垣間見た感じがした。
いろいろ検索していたら「ハンターに代わってドローンが害獣駆除に貢献!」なんていう記事を見つけた。
ドローンが現地調査や追い払いなどに活用されているという事例だ。
一瞬、上空から銃で撃つのかと思ってしまったが、そりゃないな…。