4470 少し気が滅入っていたけど…
しばらく忙しい状況に変わりないが、ここ最近は、忙しさを感じる以上に、心苦しさも感じるようになってきた。
仕事内容からいって仕方がないのだけど、今、次から次へと新しい仕事(作業)が舞い込んでくる。
それらの多くは、あらかじめ決められた仕事ではなく、新しく発生したことだったり、これまでのルールを適用できずに新たな判断が求められたりするものばかり。
そしてそれらは、当然ながら自分だけの判断で決定することもできず、大勢の関係者たちとの調整が不可欠。
しかも関係者の誰もが忙しく、検討や打ち合わせの参加をお願いするのも大変。
スムーズに事態の解決をさせたいのなら、こちらで入念な準備や調査、ある程度のたたき台などを用意すべきだけど、そんな時間はない。
そうこうしているうちに、新しい仕事がやってくるから、見切りで判断したり、詳細がわからないままの状態で打ち合わせの場に臨むこともある…。
どんどん自分の仕事が雑になってきているのがわかる。
明らかに中途半端な状態で終わらせるものも増え、さらに、ミスも増えてしまい、周囲に多大な迷惑ばかり掛けてしまっている。
こういう毎日が続くと、どんどん自信を失い、無意識のうちに自分の価値を下げていってしまう。
でも…今日は、ほんのちょっとだけ気持ちが変わった。
ときどき顔を合わせる別の部署の同僚が、何気なく声を掛けてくれたり、僕の好きそうな話題を振ってくれたり…
道に迷ってそうな外国人に、思わず案内(もちろん日本語)してあげたりしていたら、少しは自分がいる価値を感じられて、気持ちがすーっと落ち着いてくるような気がした。