4468 自転車の行く先は…?
今月から、自転車に対する規制と罰則が厳しくなった。
先日も、空いた道でわずかな距離ではあったが、右側を走っていたら、「歩道に上がって」と、警官に注意されてしまった。
自転車は車であって、原則は車と同じ左側通行。やむを得ず右側を走るときは、歩道を走らなければならない。
しかし、このときは、その歩道もきわめて狭く、歩行者に迷惑を掛けてしまいそうだった。
だったら、ちゃんと車道を走れればいいのだけど、自転車のことが考慮されていない道路が多いのも事実。
道路の左側は工事中で、仮に設置されたガードレールがあり、そのすぐ隣の路面に、自転車が走る場所を示す表示があった。
自転車は原則車道を走るというルールに則ったもので、最近よく見かける。
だが、その先を見ると、工事のために2車線の道路のうち、ガードレールが1つの車線をふさぎきって、自転車の余地がほとんど残されていない状態になっていた。
車だったら最初から右側の車線を通り抜ければよいが、自転車はガードレールに押し出される形で、狭い1車線の道にはみ出すしかない。
もし自転車のことを考えていたとしたら、もうちょっとわずかでも、自転車用の幅を開けるものなのではないか…そんな気がしてならなかった。
世の中(特に東京かな…) が、自転車の存在を受け入れられるようになるためには、もうちょっと時間がかかるかもしれない。