4218 鉄骨お化けマンション

建築・都市

以前、実家の秘密基地跡を見に行ったついでに、当時廃墟と化していたアパートの様子も見に行ったことがあった。

このアパートは、子供のころは“お化けマンション”と呼んでいたのだけど、なにげなく、インターネットでこの言葉を検索してみたところ、自転車でも行けそうな距離に、怪しげな鉄骨むき出しの建物があるというのを知った。

こちらは、マンションという段階ではなく、あくまでも、鉄骨を組み立てただけで放置されている状態となっている。

念のため、Google mapsのストリートビューで確認してみると、しっかり残っていた。

場所は東京都板橋区東新町。

撮影されて時期は、去年の7月と逢ったので、現在がどうなっているかは、実際に見てみないと分からない…

ということで、自転車を漕いで見に行ってきた。

環七通りと川越街道の交差点である、板橋中央陸橋から、川越方面へ進んでいくと…

あった!

見えてきた、鉄骨お化けマンション違和感いっぱいの鉄骨が見えてきた。

建設途中ではあっても、建設機材などは一切なく、鉄骨を組み立てただけというのは、の状態ではない

数年前には、違法建築を示す貼り紙があったようだが、いまではそれもなくなり、この現場が、誰のもので、いったいどういう状態なのかを知る手がかりは一切ない。かなりの威圧感…

かなりの威圧感だ。

ただ、建物の幅からすると、一般的なマンションというよりも、ワンルームか事務所で使うような、こぢんまりとしたビルになったかもしれない。

1階部分はこんな感じ仮囲いは、かなり崩れてきていた

1階部分の内部はこんな感じ仮囲いや幕の隙間から、内部を覗いてみると、ほとんど何も残されておらず、おそらく駐車場となると思われるコンクリートのに開いた出入口から光が漏れていた。

もしかするとその奥に人がいるんじゃないか…と思わせる雰囲気。

いったいどうなるんだろう?あらゆるところを探してみたが、まるで手がかりのない。

こうした状態がずっと続いているというのは、けっこう怖い。

いったいこの鉄骨には何があったのだろう。そして、巨大な錆びた鉄骨の行方はいったいどうなるんだろう?

ただ、万が一のことが起きる前に、何らかの対策を取って欲しいと思った。

Posted by ろん