4217 やっぱり快速が好き
いつものように池袋から東武東上線で。
日中は、1時間に2本だけ、快速が走っている。
比較的新しい種別だが僕が下車する川越までの停車駅は、以前から走っている急行と同じなので、これに乗る積極的な意味はほとんどないと言っていい。
それでも、快速に乗るというのは、どこか気分がいい。
そもそも、僕は「快速」という種別が大好きなのだ。
これはあくまであてもない旅をしていると仮定したときの感覚的な問題なのだけど、なんとなく、急行とか特急は速すぎる感じがする。
目的の駅が明確に決まっていて、それを目指して乗るのならいいけど、そうじゃない場合…停車駅が少ないということは、降りられる駅が限られているわけで、つまりは、選択肢が少ないという見方もできる。
一方で、普通とか鈍行はどうか?
たしかにほとんどの駅に止まるから、気が向いたらすぐに下車することもできるし、特別な料金も掛からない。
でも、ちょっと遅すぎる。いくら選択肢が多いとは言え、遅いために景色の変化が乏しい面は否めない。
そこで、快速の出番だ。

快速は、普通(鈍行)より停車駅も少なめではあるが特急や急行ほど飛ばしすぎない。
一般的に特別な料金は不要なのもいい。
そしてなにより、快速という名称がとてもいい。
普通でもなく、鈍くもなく、急ぐでもなく、特別でもなく…“快い速さ”。
実は以前も似たようなことを記事にしたのだけど、今日快速に乗って、やっぱり快速が好きなんだよなぁ…と思いを新たに?した。