4020 秘密基地跡を見に行く

先日、秘密基地の本を読んだが、ふと僕がかつて作った秘密基地があった場所がどうなっているのだろう…と気になって、実家のある川越に行ったついでに、散歩がてら見に行ってみた。

まずは、近所を流れる川を渡る橋に向かう。

この橋の下に秘密基地を作ったことがある。

ここなら雨風を防げるし、隠れ場所、隠し場所としても最適。すぐ目の前の川では、ザリガニも捕れる。

こんなに天井が低かったっけな?…と思いながら、橋の下へ。

おそらく30年振りくらいか。

懐かしいなぁ…と思いつつも、軽い違和感があった。

 

なんて表現したらいいか分からなかったが、そこは、“ただの橋の下”でしかなかった。人の気配がまるでない。

秘密基地を作っていたころは、ここは誰かしらいた形跡があったものだ。

他の橋の下にも行ってみたが、同じだった。

次に向かったのは、かつてお化けマンションと呼んでいた、当時廃墟と化したアパート。

ワンルームに共同浴場がある寮のような構造だった。家財道具がそのまま残され、ある部屋にはなぜか錠剤が散乱していたのをよく覚えている。

さすがになくなっているだろうと思ったら、なんと、ふたたび人が住むようになっていた。

最後に向かったのが、秘密基地とはちょっと違う現場。

花火のほぐした火薬をほぐして爆発させた場所だ。

もちろん安全を考えて?、雨水の排水溝の底でやった実験だった。

幅1.5m、深さ1m以上はあった排水溝だったが、完全に埋め立てられていて、痕跡は全くなくなっていた。

あちこち歩きながら、懐かしさと、妙な寂しさを感じた時間だった。

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