4088 東京23区一周/8日目・大田区田園調布~大田区仲六郷
昨年末から、北区舟渡を皮切りに、少しずつ23区の外側を歩いてきて、今回で8日目。
振り返ってみると前回が3月16日で、1ヶ月ぶりだった。
東横線多摩川駅へやってきた。

駅前の商店街は、前回は歩行者天国になっていたが、今日は特に何にもなかった。
ちょっと寂しい感じ。

商店街の街路灯や、バスの待合室の案内など、ひと昔前の地名の名残があちこちに…。

前回のゴール、そして今日のスタートへ。今日もいい天気になった。

ひたすら多摩川沿いなので、風景があまり変わり映えしない。丸子橋を過ぎ、東海道新幹線と横須賀線の鉄橋をくぐる。


野球やサッカーなどの練習にまじって、ゴルフの打ちっ放しの練習場も。区の境には、やはりゴルフ練習場があるのだ。
誤ってボールが飛んでいくことを想定して、歩道にはネットが掛けられていた。

多摩川対岸にある、武蔵小杉の“摩天楼”。中でもひときわ高いビルと隣のビルに、橋が架けられているのが見えた。
これを渡るのは、けっこうスリリングそう。 グラウンドを整備する子供たち。彼らが頑張れば頑張るほど、砂埃が舞う舞う…

その名もガス橋交番。
ガス橋は、鶴見で作られたガスを都内に送るために建設されたのが橋の名前の由来らしい。

ちょっと休憩中の子供たち。すぐ近くには、鳥たちが同じように休憩していた。

我が道を行く…猫。 慌ただしいハト達をよそに、とても堂々としていた。

第二京浜国道の橋をくぐると、多摩川は大きく右に蛇行していく。

これといって変わったものは見つからなかったが、土手の占有者として、これまで市や区の名前を見ることは多かったが、個人名が書かれたのは初めて見た。

この標語の書かれた「一寸まてゴミの捨場川じゃない」という“石碑”が、やけに立派だったのが気になる。

今回は、約7kmの道のりで、ゴールの六郷土手駅付近。
ちょうどお昼の時間に差し掛かったので、橋を渡って川崎へ行くことにした。

このあたりは、古くから渡し船が行き来し、大変賑わったようだ。

六郷に近づくにつれて、川の流れが蛇行して、かなり川崎寄りになっていたため、都県境となる、境界線も川崎寄りにずれていた。
六郷橋をあとちょっとで渡りきろうか、いうところで、境を示す標識があった。

次回はいよいよ、羽田空港まで歩く予定。