3764 リハビリも兼ねて戸田市を歩く
昨日から出社を再開して、完全に調子が戻っていないものの、天気もいいし、リハビリの意味も込めて、いつものように駅からハイキングで埼京線北戸田駅まで行ってきた。
埼京線はよく利用する路線のひとつだが、利用したことのない駅は少なくない。
この北戸田駅もそのひとつ。
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駅前には何にもなく殺風景…。1985年の埼京線開業から30年近く経っているのに、駅前の整備が終わっていないわけで、区画整理というのは、本当に気の遠くなるような作業だ。
ちょっと歩くと、小さな川が見えてきた。
埼玉県さいたま市南区から戸田市を経て荒川に流れる笹目川だ。
駅前から彫刻が並んでいたり、花壇などの整備もされていて、川沿いは遊歩道になっていい雰囲気にはなっているものの…
くすんだ緑色で、お世辞にも綺麗とは言えず、ときどき、ヘドロの臭いも風に乗って流れてきた。
水の量も少ないし、そもそも流れがほとんどなさそうなので、仕方がない面もありそうだけど。
石碑があったので、由緒正しい橋の由来でも書かれているのかと思ったら、「歩行者・自転車・車椅子等を利用する人達の利便に供し、『親しみ安く、愛護される』ことを願い…」と、極めて普通のことが書かれていた。
ちょっと見慣れない同じようなタイプの石像がいくつも並んでいた。
調べてみると、中岡慎太郎という彫刻家の作品らしい。
付近は、あまり高い建物がない。
そのせいか、それほど大きくもなく階数のないマンションに、3本の慶太電話用のアンテナが立っていた。
ご自由にお持ち下さい…というのはよく見掛けるが、ゴザは初めてだった。
持って帰りたい衝動に駆られたが、ハッキリした用途がないと、結局捨てる羽目になるので、我慢した。
駅からハイキングでは、ときどき沿道の協力で、休憩所が設けられることがある。
お菓子工場が用意してくれた休憩所では、温かいのと冷たいお茶が用意されてありがたかった。
歩いているとかなりの確率で、氷川神社に遭遇する。
境内にあった「木に注意」 たくさん木が立っている中で、なぜ、わざわざ、この木だけ、注意書きがあったのか、いまいちわからなかった。
埼玉ではお馴染みの、山田うどん…じゃない、かかしラーメン??
初めて見た。 うどんじゃないんだ…。でも、マークはあの山田うどんと同じだった。
今日見たのは違うが、そういえば、中古車屋って、なぜよく万国旗がはためいているんだろう?
…と思って、Wikipediaの万国旗の項目を見てみたら、「明るい華やかなイメージを持つことが多く、手品でもシルクハットや箱から出て来るものとして鳩やトランプと並ぶ代表的な小物になっている」ということで、雰囲気を盛り上げるための定番アイテムとして使われてきたということのようだ。
ようやく、あの、山田うどんがあった。
埼玉と言ったら、やっぱりこれ。
埼玉で定番のトラディショナルファーストフード。
元祖ファーストフードだ。
山田うどんを見ると、埼玉に来たって感じがする。
「ファッションセンターしまむら」を見ると、やはり埼玉…っていう気がするが、いまや日本全国に店舗を持ち、海外にも支店があるというのだから、イメージを改めねば。
でも、1号店は東松山で、本社は大宮にあるということで、埼玉との縁は深い。
体調も万全じゃないので、本当は戸田競艇場にも行くつもりだったが、かなり端折って、ゴールの戸田公園駅に到着。
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デジャブじゃないかと思えるくらい、北戸田駅同様、こちらも再開発工事の真っ最中だった。
帰りの埼京線のなかから見た、荒川と川口市方面…もやっとしているのは、中国から飛来した、黄砂とPM2.5の影響らしい。
いい天気だけど、今日は早めに退散して休養する。