3763 東京は春になっていた
6日水曜日は終日出社し、7日木曜日も午前中まではなんとか出社できたが、あまり状態が良くなくて、午後は早退させてもらうことにした。
太陽がかなり高い位置にあるときに、自宅に帰るというのは、なんとも不思議な気分だったが、それよりも、身体の怠さがつらく、関心が外に向くことはなかった。
とにかく、安静にするしかない。
帰ってすぐ横になった。ほどなくして、夢を見た。
駅の自動券売機で小銭投入に苦労している僕。
そこへ、後ろからどついてくる人がいたので、スミマセンと言いつつ振り返ると、そこには、なぜか、小学生のころ友だちだったシバサキくんが立っていた。
「おぉ懐かしい!」…と、切符を買うのを諦め、とりあえず名刺を渡そうと、自分のカバンの中を探す。
でも、どうしても見つからない。
落ち着いて探そうと、カバンを台の上に置こうとしたら、カバンをひっくり返してしまった。
慌てて、中のものをかき集め、ようやく見つけた名刺入れを開けてみると、名刺が入っていなかった…。
呆れてるシバサキくんには、「ごめん、ちょっと待ってて」と言い、確か財布に予備の名刺が入ってるはずと、財布を探すが見つからない。
ふと、地面の方に目をやると、見覚えのあるカード類やお金が散らばっていた…
さっきカバンを落としたとき、財布の中身もぶちまけてしまったようだ。
改札口で行き交う人の間をすり抜けながら、必死にお金やらカードやらを拾って回った。
なんてもどかしいんだろう…と思ったところで、目が覚めた。
なんだかくたびれたな…と思ったら、またふたたび夢を見た。
アクリル製で大きさは1mくらいでけっこう大きい。
それを試しに動かしてみようと出掛けた先が、実家近くの川だった。
もともと、大雨でも降らない限り、水の流れが少ない川なのに、なぜそこに向かったのかは、よくわからないけど、当然ながら、潜水艦を沈めることのできるような水位はなかった。
なんてもどかしいんだろう…と、以前も思ったな…と思ったところで、目が覚めた。
体調不良から、なかなか復活できないもどかしさが、夢に現れてたのかもしれない。
そして、世の中は8日金曜日になっていた。
早めの対応が功を奏したか、体調はだいぶ良くなり、出社することにした。
東京は朝から春を思わせるような暖かさだった。

気温は朝の段階でこれまでの最高気温を超えていたので、コートも羽織らずに家を出た。
なんとか1日を終えたが、体力が落ちてるせいか、ほんと、ぐったりしてしまった。
ただこのままだと、体力も戻らなそうなので、無理をしない範囲で、ちょっとずつ身体を動かしていこうと思う。
皆さまにはご心配お掛けして申し訳ありませんでした。
(※桜の写真は9日の朝撮影したものです)