3624 赤羽から十条付近を歩く

街歩き

今日の駅からハイキング(…といっても、もはやきっかけに過ぎないわけだけど)は、赤羽。

これまでも何度となく歩いてきたところだけど、やっぱり、気になる風景はたくさん見つかるもの。

まずは、赤羽駅を出発して、赤羽台団地の方に向かう。

東京23区内としては初めての大規模団地として1962年(昭和37年)に作られた赤羽台団地。

最近でこそ、だいぶ緩くなったと思うが、マンションや団地といえば、犬や猫は厳禁というのが常識だった。

団地のあちこちにある、看板がちょっと物々しい。

 

団地の中にある商店街は、ひっそりとしていた。

いつの間にやら、赤羽台団地のとなりの都営桐ヶ丘アパートに入ったようだ。

 

団地といえば給水塔のイメージ。桐ヶ丘アパートには2本ある。1本目の給水塔を見上げながら…

あまり人影の多くない団地を歩く。

 

団地を抜けると、住宅地。

コインパーキングは、24時間最大で900円だった。

先日六本木でのビックリ価格を見て以来、どうも気になっている。

諏訪神社にやってきた。

信州にある諏訪大社と同じ名前だな…と思ったら、やはり、1396年(応永3年)に信州諏訪大社から勧請(かんじょう)したという由緒正しい神社だった。

境内の隅に富士登山記念碑という立派な記念碑があった。ダミーと比べてもらえれば…誰かが缶コーヒーを置いていったようだ。

かつては、富士登山するだけでも一大事だったことがよくわかる。

さらに行くと、自治会の建物があって、そこの入口に、「歳末警戒実施中」とあった。

10月半ばだけど、もう歳末のことを意識してるのか?と思ったら、そのすぐ隣に「火災予防運動実施中」そのとなりには、「防犯運動実施中」と掲げられていた。もあって、

火災予防運動は、この時期ではやってない…ことを考えたら、単に、看板をかたづけてない可能性もありうるという気がしてきた。

 

いつの間にやら、坂を下っていたようで、また階段を上る。

ふただび、都営桐ヶ丘アパートを横目に見ながら進んでいくと、桐ヶ丘中央公園という公園にやってきた。

 

木々の間から、なにかが見え隠れする。

遊具らしいのだけど、いまいちコンセプト?がよくわからない。

とくにコンセプトなどないのかもしれないが、木々と雑草に埋もれた廃墟のような遊具には、妙に惹かれるものを感じた。

ちょっと調べてみたら、以前はこんな感じだったようだ。雰囲気が全然違う。

桐ヶ丘アパートのもう1本の給水塔が見えてきた。

 

 

団地らしい風景の目と鼻の先に、赤羽台団地の再開発で生まれたヌーヴェル赤羽台があって、団地“らしさ”を一変させていた。

ちなみに「いかのおすし」は、当ブログでは、おなじみである。

 

さらに歩いて行くと、高台の突端にやってきたようだった。

赤羽~十条付近は起伏が激しい。

 

住宅地を歩いている間にも、気になる風景が…。

軒下に見えるのは、買いためたビニール傘か?

ずらりと並ぶ賃貸アパートの扉は、なんとなく、「8時だョ!全員集合」を思い起こさせた。…といって同意してくれる人は少ないだろうけど。

環七通りに出た。

ここの歩道橋にこんな注意書きが…

「すきまにあたまをいれないで」

入れた奴がいるんだろう。

 

十条に限らないけど、「防犯連絡所」ってよく見掛けるが、この役割を知ってる人ってどのくらいいるんだろう?

クリーニング屋に、お寿司屋さん…

お寿司屋さんに「セルフメイクシステム」と書かれていたのが、気になった。

お寿司屋さんでセルフメイク…って、お客さんが自分で握るのだろうか?

 

十条銀座商店街にやってきた。

相変わらず賑やか。

いちおう駅からハイキングのチェックポイントは、この商店街の中にあったので、指示通り通過。

さらに先に行くと、また高台の突端へ。

今日は何度も似たような風景を見てきたような気がする。

埼京線や新幹線の高架が近づいてきた。

ゴールは赤羽駅のちょっと手前にあるスーパー銭湯。

今回は、歩いた距離は短かったものの、高低差があったせいか、ちょっとくたびれてしまった。

おつかれさまでした。

Posted by ろん