6233 知らないうちに守られている
今日はずいぶんと暖かく、薄手のコートでじゅうぶんだったので、歩くにはちょうどいい感じだった。
かなり久しぶりに、都立城北中央公園へやってきた。
前回はいつ来たのか忘れてしまうほど久しぶりだったが、やたらと大勢の人たちで賑わっているようだった。
コロナ禍で遠出もできないから、近場で過ごそうとする人たちが多かったのかもしれない。
しばらく歩いていると、巨大なクレーン群が見えてきた。


付近を流れる石神井川の氾濫を防ぐための地下貯水池を建設しているとのことだった。
完成まで、あと2、3年のようだが、これはまだ計画の半分にも満たないようで、さらにこれよりも大きい貯水池が作られるらしい。
文字通り一朝一夕にはいかない巨大な工事によって、自分たちの生活が守られているのだと、あらためて実感させられた。
そして、この工事のために立ち退きをしている家もあるようで、そうした負担についても忘れてはいけないと思った。