2959 田端から上中里あたりを歩く
駅からハイキングは、前回から3週間ぶり。今回は田端から出発。
田端からの出発は、これまで何度かあったが、今回はしばらく初めて歩く道路だった。
ここは、東北本線(宇都宮線)と東北新幹線・京浜東北線に挟まれており、新幹線の車両基地や、東北上越方面や常磐線方面の貨物列車が行き来する、鉄道の街といった感じのところ。
ひっきりなしに、短い汽笛が聞こえてくる。ついつい足を止めて写真を撮りたくなってくるが、先を急ぐので、のんびりもしていられない。まだ出発したばかりだ。
ちょっと高台に上がったところで、写真を撮っている人がいたので、その先を見てみたら、遠くに、東京スカイツリーが見えた。
自分の考えていたのとは違う方向に見えたので、ちょっと意外だった。東京スカイツリーがもっと高くなってくると、そんな方向感のギャップを感じる機会も増えるかもしれない。
京浜東北線で、田端駅の隣の上中里駅近くまでやって来た。
「地震の科学館」へ。ちなみに、こちらの施設は、もともと無料なので、ぐるっとパス2010の対象ではない。
地震に関するさまざまな情報を、たくさんのパネルで紹介している。
地震の解説は当然ながら、最近発生した分まで網羅しているが、どうも展示形式が若干古い感じ。故障や調整中といった展示品が多く見られた。
もう少し工夫があってもいい気もするが、じゃあどんな展示がいいのか?と言われても、ちょっと困る。
やはり?一番人気は、地震体験だったようで、長蛇の列が出来ていた。
地震の科学館をあとにして、ふたたび歩き始める。
信号待ちしていたときに見かけたもの。
排気口だろうか?建物から何か飛び出しているが、それを保護するパイプの形が気になった。パイプは、必要以上に円弧を描いている。
「角みたい」
と思ったら、この建物の名前を見て、ちょっと納得。
旧古河庭園へ。
ここでも長蛇の列ができていた。多くは、駅からハイキングの参加者だった。ちなみに、駅からハイキングで参加している人は、30円引きだそう。
ちょうど見頃を迎えたバラが多く、“春のバラフェスティバル”というイベントが開催されている。
意外と広いので、ちょっとビックリ。
たしか何度か来たことがあるはずなのに、薔薇の咲いている前庭以外にも、ずっと庭園が広がっていたなんて知らなかったのだ。
庭園全体の状況を知らないまま歩いていたので、まるで迷路に迷い込んだような感覚すら覚えた。紅葉のときに来ても綺麗そう。
駅からハイキングは、まだまだ続くが、国立科学博物館に行くために離脱。例によって、ぐるっとパス2010を使った見学へ。