2739 遅い夏休みで由布院へ(3日目)

旅行・見学・イベント

今日は由布院の旅3日目(参考:1日目2日目)。今朝は、昨夜よりは多少寝られた。

昨夜から降り始めた雨は、さらに強くなっている。

今日は黒川温泉方面に向かって、やまなみハイウェイを走る。天気が良ければ、素晴らしい景観が楽しめるらしいが、今日の天気ではどうしようもない。周囲は真っ白で、まるで雲の中を走ってるような感じ。

やまなみハイウェイから、ちょっと外れたところにある、「九重“夢”大吊橋」に向かう。

「くじゅう」ではなく「ここのえ」と呼ぶらしい。駐車場や吊り橋を見渡せる展望台も、霧に覆われている。

歩行者専用橋としては日本一の高さと長さの吊り橋で、通行料は大人往復500円。

わたる部分はすのこ状になっていて、スリルがある…はずだが、天気がこんな感じなので、下の様子が余りよく見えず、地上から最大173mもの高いところを歩いているという感覚が薄い。

ただ“山の天気は変わりやすい”というのは、本当で、ふっと、霧が晴れて遠くを見通せるときには、見事な滝も見られた。

事故防止のため、傘を差しての渡橋は禁止されている。雨合羽が100円で売られていたが、幸い雨が小降りだったので、そのままわたることができた。

吊り橋を往復して、さて次の目的地に向かおう…というところで、諸般の事情で、黒川温泉には向かわず、大分、別府方面に戻ることに。

そのまま帰るのはつまらないと考えて、ふと思い出した豊後高田市にある「昭和の町」に行ってみることにした。こういう急な変更が自由にできるのは、車のいいところだ。

高速道路を乗り継いで、1時間半ほどで豊後高田市に到着。
ここもまた、由布院同様、平日にもかかわらず、かなりの人で賑わっていた。コンセプトのせいか、比較的年配の方が多かった。

詳しくは、こちら

15時頃に昭和の町を出発し、ふたたび大分市内へ。

レンタカーを返却して、連絡バス、そして、これが本当に最後となる、ホーバーに乗る。

台風が近づいているせいか、海面が、来たときよりもかなり波打っていた。

そのせいで、強い揺れを感じる。人によっては酔ってしまうんじゃないかという強い揺れだった。でも、この揺れが、“ホーバーに乗った”ことを、いつまでも強く印象づけてくれたような気がした。

東京へと戻ってきたのは、20時過ぎだった。

初日を除いて天候に恵まれず、急な予定の変更などが重なって、あまり満足できる旅行にならなかったのは、ちょっと残念。

Posted by ろん