2733 ピンクに染まった東京タワー
“東京タワー好き”としては、ぜひ一度、自分の目で見ておきたかったのが、ピンクに染まった東京タワーだ。
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これまで、タイミングが悪かったせいか、たまたま気づかなかったせいか、見る機会がなかったから、今日は“その日”だと気づいたおかげで、いつもよりちょっと遅くなった仕事帰りに、東京タワーに寄ってみた。
東京タワーに近づくにつれ、写真を撮ろうとする人たちが、至る所で頑張っていた。世代や性別を超え、老若男女あらゆる人たちが、みな東京タワーに向かっている姿は、見ていておもしろい。
ある意味これも、“東京タワー名物”かもしれない。
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ようやく、ピンクに染まった東京タワーを拝むことができた。
近づくと、かなりの存在感があるが、優しい色のせいか、威圧されたり圧倒されるというのとはちょっと違った雰囲気を感じる。
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東京タワーを照らしている照明機械は地上に置かれて、その周囲もぼんやりとピンク色に染まっている。
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東京タワーの足下にある、南極観測で働いたカラフト犬の功績をたたえた石像も、やはりピンクに染まり、ふだんは厳つい表情のカラフト犬が、ちょっぴりセクシーになっていた。
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ひととおり、じっくり見てから、東京タワーを後にする。
でも、ふだんは絶対に見られない光景なので、何度も振り返ってみてしまう。
プリンスをホテルのビルに写り混んだ東京タワーの姿が美しかった。
増上寺の本殿と東京タワーのコントラストもいい絵になる。
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ようやく念願叶って（…って大したことないんだけど）、ピンクに染まった東京タワーを見ることができた。
これは、乳ガン撲滅を祈願した、ピンクリボン運動の一環の企画だ。これだけ注目を集めれば、啓蒙としてはかなりの成果があるのではないかと思う。