2704 丸ビル
今日は仕事の都合で、東京駅前の丸ビルに行ってきた。
私用でなら、何度か行ったことがあるが、仕事関係では初めてだった。ちなみに、ちょうど2年前、モアイ像が丸ビルにやってきたということで見に行っている。
初めて意識した、オフィスフロアの入口は、それほど広くない。セキュリティチェックような物々しいゲートの代わりに、入口に警備員1名が立って入館証を目視するといういたって簡素なものだった。
エレベータで目的のフロアに行くと、テナントごとにセキュリティチェックがあって、そこ通り抜けて、ようやく行き先の会議室に着いた。
窓からは、ふだん見られない角度からの景色を見ることができたから、嬉しくなって、写真を撮らせてもらった。
一部取り壊し中の旧東京中央郵便局。
もうすぐ政権交代となる国会議事堂。
復原工事中の東京駅丸の内駅舎。
そして、もっとも興味深かったのが、丸ビルオフィスフロアの男子トイレだった。もちろんふつうのトイレではあるのだけれど、手洗い場とは別に、洗面台が用意それ、併せて大型の鏡が取り付けられていた。その脇には、全身を写す鏡もあった。
もはや、トイレというより、パウダールームと呼びたくなる空間だった。
さすが日本で一位二位を争う賃料を誇る?、丸ビルだけある。ちなみに1坪あたり、55,000円もするらしい。
男性用トイレで、こんな設備を見たのは初めてだ。
暗に、そこに勤める人たちの身だしなみも、ある程度、相応のレベルを求めているのかなぁ…なんて思った。いや、実際にこういうところに勤める人たちは、当然のように気にするのだろう。
ふだんは、丸ビルとは無縁の職場だけれど、身だしなみにもちょっとは気をつけよう…と、この瞬間だけは思った。