7056 東急歌舞伎町タワー
話題になっていると、どんな感じなのか、やはり自分の目で確かめたくなる。
早朝ではあるが東急歌舞伎町タワーを見に行ってみた。
歌舞伎町自体かなり久しぶりで、前回しっかり歩いたのは、新宿コマ劇場がまだまだ現役の頃だったか…。
それ以来だから、新宿駅からの距離感もいまいち掴めず、思ったより離れてるな…と思いながら歩く。
お馴染みの歌舞伎町のゲートをくぐったところで、ふと、このあたりが、ライブカメラでよく見かける場所だったことを思い出す。
実際に場所をチェックして、自分も写ってみることにした。
さらに、まっすぐ進むと、新宿東宝ビル「TOHOシネマズ新宿」へ。
この周辺が、いわゆる“トー横キッズ”のいる場所で、数は少ないものの、何をしているのかわからない人たちがいる。
ただ明るいせいか、まったく特別な場所には思えない感じ。
ビルを一周して、東急歌舞伎町タワーへ。
入口のスターバックスは、もうこの時間からオープンしていて、そこには数人の客の姿があったが、全員外国人だった。
なのかを眺めてる感じだったから、何を見てるんだろう…と思って、振り返ってみると、TOHOシネマズ新宿の壁に、巨大なゴジラがこちらを向ていた。
エスカレーターで2階へ上がると、居酒屋?飲食店が営業していた。
潜在的に需要があると見越して営業しているのだろうが、こちらの客は皆無だった。
そして気になっていたオールジェンダー(ジェンダーレス)トイレに行ってみる。
これは、2階にある飲食店利用者向けのトイレとして用意されたもので、他のフロアにはジェンダーレスにはなっていないという。
右手にはジェンダーレストイレ、左手に男性用小便器があった。
ジェンダーレストイレをあらためて確認すると、いろいろ指摘されたせいか、結局、男性専用と女性専用を指定した個室が用意されていて、ジェンダーレスは半分だけになっていた。
こうしたジェンダーレストイレの設置は、世界的な流れだということは間違いない。
ただ、犯罪を未然に防ぐためには、男女別トイレを完全になくしてしまうのではなく、ジェンダーレスを”新たに設ける”というのが、もっとも現実的な落としどころではないかなぁ…と思う。
しばらくこのあたりを歩いていたが、早朝という時間帯のせいなのかわからないが、若い人たちよりも外国人の姿がやたらと目立った。
海外の人たちから見ても、歌舞伎町は気になる街だろうなと思うし、自分がもし外国人として観光に訪れたらきっと楽しいだろうなと感じた。
ジェンダーレストイレも、もしかすると、ある種のアトラクションであったり、新しい取り組みのひとつであったり、歌舞伎町の新しい”特徴”にもなるのかもしれないとも思った。
もっともこれは早朝のごく短時間で感じたことであり、きっと夜だと、まったく違った雰囲気になるのだろう。