2204 毎週火曜日
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毎週火曜日は所用があってモノレールに乗ることが多い。
この所用では、いつも長い打合わせがあって、終わるのは20時を回り、それからすぐには帰れないため、家に着くのはたいてい遅くなる。だから毎週火曜日は、ほんの少し憂鬱な気もする。
でも、最近はあまり外出する機会が少ないから、ときどき外出できるのは、良い気分転換になるし、あまり長い距離ではないものの、こうして列車に乗れるのは楽しいのだ。
モノレールからは新幹線や東海道線の電車がよく見える。
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今やってきた新幹線は、僕がお昼ご飯を食べている頃に名古屋を出たのかな？とか、走り去る新幹線を見れば、いま見た新幹線が終着の博多に着く頃には、打ち合わせが終わるかな？…などと、どうでもいいことを、ぼーっと考えたりする。
それなりのスピードも出てるので揺れは小さくなく、さすがに“滑るように…”というと大げさだが、それでも運河やビルの隙間をぬうようにして走るモノレールは、だいぶ慣れた今でも、僕にとっては、どこか非日常的な乗り物に思える。
毎週ほんの少し億劫な火曜日だけれど、この時間だけはちょっと楽しみだ。