3462 究極の鉄道模型展 in 横浜そごう
そごう横浜店で「究極の鉄道模型展」というのをやっているというのを聞いて、行ってみることにした。
東急東横線に乗るのは久しぶり。渋谷駅から代官山駅に掛けて地上を走るのも今年度いっぱいの光景なので、先頭車に乗って、この風景を目に焼き付けておく。
午前中、出掛けるときはまだ雨は降っていなかったが、風がとても強く、東横線も途中で徐行運転をしていた。
横浜駅には、ほぼ定刻通りに到着し、目的地に無事到着したものの、JRはかなり遅れや運休などが出始めていた。
会場の半分近くを占める1番ゲージレイアウトは、迫力があった。
1番ゲージは、レール幅45mm、縮尺が1/32~1/30.5という鉄道模型の規格。ちなみに、わが鯉降渓谷鉄道は、レール幅9mm、縮尺が1/150というNゲージ。
そもそも、このイベントは、この夏、横浜にオープンする原鉄道模型博物館開館記念で開かれた。
博物館で展示される鉄道模型は、原信太郎氏によって収集製作されたもので、その数は数千両あるそうだ。
今回展示されているのは、その、ごくごく一部。
とにかく「これでもか!」というほど精巧に作られている。
架線で集電したり、惰性で走ったり、実物同様…というか、まるで実物が小さくなっただけのようにも思えてくる。
そしてこの膨大な車両を、全部ひとりで作ったというのだから驚きだ。
ただ、ここでは、あくまで、鉄道車両が主役であり、いわゆる“ジオラマ”的な要素は一切ない。そういう意味で言えば、鉄道模型の関心が向いている方向は僕とは異なっていると言える。
また展示されているのは、海外や日本の古い時代の車両ばかりなので、一般の人から見たら、なじみのない気もするが、そんなことを気にする人は、いないか。
模型の展示以上に混雑していたのは「プラレール広場」と、同時開催の「全国人気有名駅弁とうまいものまつり」だった。
横須賀線113系を模した、駅弁をその場で食べられるような場所も設けられていたが、混雑しすぎて、なんだかよくわからなかった。
せっかく来たのだから…と、500円で、空くじなしのくじびきに挑戦してみた。
結果は、末等(4等)…。
景品は、いくつか選べたが、Nゲージスケールのバスにした。鯉降渓谷鉄道の駅前にでも置いておこう。
あと、夕食用で駅弁を買っていくことにした。
なんとなく、“東北支援”という思いから、仙台の牛タンと、福島の牛めしの弁当を購入。
おいしくいただきました。