2191 駅からハイキング/日暮里あたり

旅行・見学・イベント

JR東日本が主催する「駅からハイキング」は、今回を最後にしばらく都区内での開催がない。以前は、それこそ毎週のように都区内で開かれていたし、事前予約も直前まで可能だったが、いまでは、営業施策上のためか都区内での開催はまれだし、開催されることが決まると、早々に定員でいっぱいになることが多くなった。

おかげで最近ではほとんど参加できなくなってしまったが、今回はかなり久しぶりの参加だ。

今回は、日暮里から谷中、根津のあたりを歩くコース。

これまで都区内の多くの道はすでにだいぶ歩いているので、例によって今回も指定されたルートが“かぶる”ことが多かったので、半分くらいは並行する道を歩くことにした。

いつもと違ったのはスタートが、締め切りギリギリの11時近くになってしまったことだった。大急ぎで受付を済ませる。

再開発工事が急ピッチで進む、日暮里駅をあとにして、日暮里繊維街へ。布や手芸用品などの店や問屋が建ち並ぶ商店街。こうした手芸などに興味がある人にとっては、相当ワクワクする光景かもしれない。

ゆうやけこやけ(夕焼小焼)の碑があった。この曲を作詞した中村雨紅が赴任した小学校があることから、この碑が作られたとのこと。面白いのは、赴任した先々で碑が作られているらしく、聞くところによれば十数カ所もあるらしい。

日暮里駅南側の歩道橋。
こは、おそらく日本有数の線路が並ぶ区間だろう。右から、京浜東北線(x2)、山手線(x2)、宇都宮・高崎線(x4)、常磐線(x2)、ちょっと離れて京成線(x2)で、実に12本もの線路が並ぶ。日暮里駅北側の方がさらに、東北・上越・長野新幹線が2本加わる。

谷中墓地を通り抜けて…

貸本屋っていう存在は聞いたことがあるが、実際に利用したことはなかったし、そもそもお店自体も見たことがなかった。初めて見かけた貸本屋は、ほんの2ヶ月前に閉店したばかりだったようだ。店先の張り紙を見る。歳には克てぬことに突然気付いたという店主。古本屋として再出発する旨が書かれていた。

根津神社の境内がコースになっていた。由来を調べてみると、なんと創建は不明なのだそうだ。日本武尊が創建したなんて言われていて、神話と現実とのコラボレーションスポット(!?)が、この根津神社なのだ。建物の多くが国の重要文化財に指定されていて、ツツジがとても有名だ。

無事、ゴールの西日暮里駅に到着。
けれど、実際のゴールの受付は、ずっと手前にあった公園だったらしいことに、駅に着いてから気づく。面倒だったので、そのまま帰ることにした。

改札の中で見つけたキャンペーン!?。
「ご事情をお伺いします」なんて…。
乗客にとっては別に嬉しいキャンペーンじゃない…。

Posted by ろん