2192 上野大仏がむすぶ縁

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手前に置かれた“ダミー”

ときどき、記事に興味を持って直接感想を知らせてくれる方、何年もお会いしていない知人など、この「問合せ」を通じて、連絡してくれる時がある。

先日、連絡いただいた方は、昨年の2006年1月に回った谷中七福神の“上野大仏”に関することだった。この方は、上野大仏を管理する寛永寺のご住職とお友達で、「上野大仏のご尊顔はダミーではない」というものだった。

「しまった!」と思った。

このサイトを長くご覧いただいている方には、「ダミー」というのがここのサイトでは“固有名詞”であり、どういった存在であるかはよくご存じだろうが、初めてご覧いただく方には、ダミーはあくまで“普通名詞”のダミーだ。確かに誤解されても致し方ない。このサイトを、いろいろな方がご覧になるという基本的な意識が抜け落ちていた。


インパクト十分

本文を訂正し、問合せで連絡をくださった方に、誤解を招く表現であったことを詫びる。するとご丁寧にお返事をいただく。

この方は、上野大仏のご尊顔お守りを寛永寺公認で制作しているとのことで、そのお守りの写真を頂戴した。受験などで「首がなくこれ以上落ちない」=受かる…という願掛けの意味もあるようだ。

今回、誤解を招く表現であったことは反省すべきだが、逆にこうして知らない方とお話をさせていただくきっかけを作ってくれたのだから、上野大仏にも感謝しなければ。

Posted by ろん