5555 伏見稲荷大社
でもどうせ行くなら、人がいないときに行ってみたい。
京都駅を6時過ぎくらいに出るJR奈良線の列車に乗って、その名も稲荷駅へ。
周囲は真っ暗だし、参拝客もほとんどいないはず…と思ったら大間違いだった。
駅前から
1589年(天正17年)に豊臣秀吉によって寄進されたという楼門をくぐり、本殿前を通り、さらに鳥居をくぐって……
そして、ようやく?鳥居が並ぶところにやってきた。
千本鳥居は、上りと下りで分かれているよう。
行けるところまで行って、きちんと参拝する。
暗くて写真が撮れなかったので、明るくなるまで待ち、またいま来た道を戻る。
ものすごい数の鳥居に圧倒される。
朝は、確かに参拝客も少なくないが、それ以上にふだんから、ここを歩いているような地元の人たちも多かった。散歩やジョギングのコースにしてるようだ。
びっしりと鳥居が並んでいるが、その隙間から、鳥居を眺めてみると、まるで列車のような感じで面白かった。
明るくなって、ようやく全貌がわかる。
ホテルの朝食までに帰らなければならないので、早めに帰ることにする。
思い切って来てみてよかった。ちょっとした非日常空間を味わえた。
JR奈良線には103系電車が現役で走っている。
関東ではもう見られなくなってずいぶん経つから、普通に走ってきた姿を見て、あれ?と思った。