2156 特別展 花 FLOWER
人と花とは非常に長いつきあいで、お互い影響し合ってきた存在だ。そんな花にスポットを当てた企画展が、東京上野の国立科学博物館で開かれていて、今日はそれに行ってきた。
花の進化や不思議で興味深い生態、花と人との関わりなど、“科学博物館らしい”視点で紹介されている。僕にとっては、花の知られざるさまざまな知識が得られて興味深かったが、言い方はあまり適切ではないかもしれないけど“単純に”花を見たいといった向きには、物足りなかったかもしれない。
世界最大の花ラフレシアとダミー |
世界最大の花として知られるラフレシア。
話には聞いていたけれど、実物を見るのははじめて。標本ではあるけど、実際に目の前にしてみると、かなり大きい。このラフレシア。花だけどハチではなくて、ハエをおびき寄せるために、腐ったような悪臭を放つらしい。今回の展示では、さまざまな花の香りを嗅ぐことができるが、さすがにラフレシアを嗅ぐことはできなかった。
キソウテンガイという名を持つ植物 |
バラの香りを嗅ぐこともできる |
青いケシの花(今日は咲いてない)や、ちょっと前に話題になった、青いバラなどは実物で展示されていた。
今回は珍しく音声ガイドを利用したことも、より興味を持って見学できたような気がする。残念なことは、一部の展示は撮影可能だったのに、いつものデジカメを持って入らなかったこと。おかげで画質の悪い携帯電話のカメラで撮影することになってしまった。