1856 「松下電工汐留ミュージアム」と「アド・ミュージアム東京」

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汐留にはお店やレストランばかりではなく、美術館や博物館といった施設もあるのだが、あまり注目されていないように思える。今日行ってきたのは「松下電工汐留ミュージアム」と「アド・ミュージアム東京」だが、「旧新橋停車場」、「汐留メディアタワー(共同通信本社ビル)」なども、とても興味深い施設だ。


「アド・ミュージアム東京」

 先日もお昼休みにちょっと覗き込んだのだが、「アド・ミュージアム東京」にまた行ってみた。いまや世界最大の広告会社とも言われる電通の歴史は広告そのものの歴史で、それをひととおり見られる(しかも無料!)のだから、とても得した気分になる。懐かしいテレビCMも自分で検索して自由に見られる。いまの期間の企画展は「中国広告祭受賞作品展」というもので、隣国中国のいまの広告を見ることができる。さすが受賞作品だけあってどれも「なるほど」と思わせるものばかり。日本でも十分に通用しそうな広告から、さすがに日本じゃちょっと…といったものまで、さまざまな広告を見ることができた。


「松下電工汐留ミュージアム」

「松下電工汐留ミュージアム」で開催されていた「建築家グンナール・アスプルンド - 癒しのランドスケープ -」を見てきた。グンナール・アスプルンドは、スウェーデンを代表する建築家で、今回日本で彼を紹介する初めての展覧会らしい。
もっとも僕は彼のことを全然知らなかったが、彼の作品をじっくり見ているうちに、彼が建築で表現しようとした思いが、ほんの少しだけ伝わってきたような気がした。これまで、なかなか北欧の世界に触れる機会は多くなかったのだけれど、今日のこの展示を通じて、北欧の建築や文化にちょっと興味を持った。

Posted by ろん