1259 ぐるっとパスで…(1)

博物館・展覧会,旅行・見学・イベント


今日訪問した施設
東京国立近代美術館
東京国立近代美術館工芸館
科学技術館

 東京の博物館、美術館、動物園など44施設の入場券や入場割引券が綴られたのが、このぐるっとパスというもので、一番最初に入館した日から、2ヶ月間利用できる。44施設の入場券、割引券が綴られているので8mmもの厚さがある。

 まず訪れたのは、東京国立近代美術館へ。以前、企画展を見に来たことがあるが、今日は常設展だけ見た。お客さんは多くなく、じっくり見ることができた。
  ↑こんな感じで、学芸員の人が見守っているが、あまりの人の少なさのせいか、目をつぶって何度か膝がカクンと曲がってたので、おそらく眠さのせいで気を失いそうになっていたのかもしれない。ただ立っているだけで仕事になるのだったら楽な商売だな…とのんきに考えていたが、それはそれで大変なのかな。

 お昼は美術館に併設している、クイーンアリス・アクアというレストランへ。写真はハーフローストチキン。ハーフといいながらも結構な大きさ。1000円で結構なボリュームと美味しさで満足。
 続いて、東京国立近代美術館工芸館へ。歩いて数分くらいのところにある。もとの旧近衛師団司令部庁舎で、国の重要文化財に指定されている。企画展は、「動物のモチーフ」というもので、動物がモチーフになっている作品が集められている。これまでにない切り口で興味深かった。
 続いて科学技術館へ。ここは昔から一般的な博物館とはちょっと違った感じで、科学技術館と言いながらも、どこか一世代古い感じの展示が印象的だった。

 そのイメージは、十年ぶりくらいに訪れた今日もそのまま。ガキ子供が、至る所の展示を占拠していた。占拠していたと言えば、以前は気づかなかったが、展示のほとんどが企業からの協賛によるもので、どうしても宣伝っぽくなってしまっていた。また、これも昔から変わらないが、展示されている実験装置が故障しているケースも少なくない。一生懸命わかりやすしようとしているのだけど、かえってややこしくなっている。似たようなコンセプトと思える、日本科学未来館と比べると、さすがに貧相な感は否めない。

 自分の持ち物をX線を通して見てみよう!というコーナーは、楽しかった。X線を照射する装置に、”引き出し”状の入れ物があって、そこに自分の持ち物を入れると、X線が照射され目の前のモニタに、その内容が映し出されるという仕掛け。
 当然ダミーを入れてみる。なんと言ってもダミーなのだから。で、見たらこんな感じ。さすがX線。ダミーの中身を初めて見ることができた。

Posted by ろん