7325 救急車“有料化”
三重県松阪市が、入院に至らない救急車による搬送に対して、7700円を徴収すると発表したという。
これはもう理由、背景などを聞くまでもなく、救急車の出動回数が増加の一途をたどっている状況だからだ。
これはもうやむを得ないと思うし、世論の多くも同意することだと思う。
ただ、この記事にあった、反対と考える人の意見が気になった。
反対派の人
「ちょっと高いと思うので反対です」
「7000円は高いかなと思います。お金が高いと(救急車を呼ぶのを)ためらっちゃうんじゃないかな」
「3000円なら」
どの意見も、7700円を徴収されることを懸念している点に注目したい。
あくまで”余計な”救急車の出動を減らすのが目的であって、7700円の徴収が目的ではない。
もし、7700円が惜しいと思って呼ばなくなれば、それはむしろ今回の施策が正しかったことの証左だ。
こういった反対する人たちが、本来呼ぶ必要のない救急車を呼んでしまうのかもしれない。
いろいろな意見はあってもいいが、命にかかわることだけに、もうちょっと考えてもらいたいと思ってしまう。