2348 証拠

社会・政治・事件

事情があって出社が遅れてしまったので、多少急いで自転車を走らせていた。
丁字路の突き当たりで信号待ちをしている乗用車やトラックの脇を通り抜ける。ちょうど青になったのでそのまま、道路を渡り右折しようとした瞬間、一台のトラックが右折しながらクラクションを鳴らした。

自転車に抜かされたのが気に入らなかったのか、トラックは右折したあと異常なまでに幅寄せをしてきた。トラックが変な動きをしてきたのが明らかだったので、すぐに自転車を止めた。すると、トラックは僕を前に進ませないよう、道路の左側をふさぐようにとまったのだ。

交通事故を起こして困るのは、トラックの方も同じだろうに、カッとなってしまったのだろう。

こちらが何も悪いことをしていないにもかかわらず、こんな理不尽なことをされるのは、とても腹が立った。そこで、この状況を写真に撮ることにした。おかけでナンバープレートはもちろん、トラックの所属する会社まではっきりとわかった。そのままトラックは走り去っていったが、こうして証拠は手元に残った。折を見てこの会社に通報したい衝動に駆られている。トラックの運転手には、カッとなってもいいことなど何もないということを思い知ることになるだろう。

このトラックに書かれていた運送会社は、これまで聞いたことがなかったが、「悪い意味で」二度と忘れないだろう。会社にとっても、きちんとした人を採用しないと、結果的に顧客が逃げていく可能性があるということを思い知ることになるだろう。

Posted by ろん