[社会の窓]浦賀水道
海は都内でもときどき見かけるが、たいていの場合は港かその近くだ。
横須賀美術館から見かけたのは、船が航行している様子で、いつもとはまったく違った感じだった。
大きい船が目の前通ると、みんな気になって写真を撮ったり、じっと眺めたりしていた。
見ていて思ったのは、ものすごい数の船が行き来しているということ。
そして、そのどれもが、意外と速いということだった。
次々とやってくるから見ていて飽きない。
まぁ考えてみれば、日本における輸出入のほぼ100%、長距離大量輸送では国内間も、その多くが船舶が担っているのだから、東京、横浜、千葉などに向かう航路が、混雑しないわけがない。
ただ東京湾に入ってしまうと、離着岸する港が分散してしまうからわかりづらいが、浦賀水道からだとそれがよくわかるのだ。
船の出入りが活発であればあるほど、景気も良くなるのかなぁ…と思うと、なんだか”応援”したい気分になってくる。