[社会の窓]“フランス”へ現実逃避
今日訪れた「アンスティチュ・フランセ東京」(東京日仏学院)は、初めてだったこともあってか、見るものの多くが、とても新鮮だった。
それも、階段やその手すり、廊下など、けっして特別なものではないところすらも、“見どころ”だった。
廊下に面したステンドグラスは、特別に凝ったデザインではないけど、何気ない場所にあるのがよかった。
こうしたところが、まさに日本にはないセンスだよなぁ…と思う。
ふだんと違う場所に身を置くと、左目の見づらさを、一瞬だけ忘れられるような気がして、ちょっと楽しかった。
ちょっと大袈裟かもしれないけど。“フランス”に現実逃避できたのかもしれない。