6388 やっつけ仕事
東京オリンピックは、始まる前からトラブル続きだったが、7月23日の開会式以降も、予想通り、さまざまな問題が起きている。
新型コロナ感染者は当初言われていていたよりも抑えられている感じがするが、弁当の大量廃棄や、多発する交通事故、飲酒トラブルなど、挙げればキリがない。
もしかすると平時だったら、抑えられていたことかもしれないが、こういう“非常事態”での開催だから、もう誰も余裕がないのかもしれない。
ふと、先日新橋駅前のSL広場で見掛けたマルチモニターを思い出した。
これはオリンピック開催までは、カウントダウンの表示などをしていたが、先日行ったときには、その日開催される競技についえt表示していたのだけど、これが、本当に見せるために作られたのかと思うような内容だった。
パワーポイントで作ったような枠に、ものすごい小さな文字で、日時と場所、内容が並ぶだけの“資料”みたいなものが映し出されていたのだ。

カウントダウンなら、まだ盛り上げる意味もあるのかも…とは思うが、こんな内容だと、意味を見出すのはかなり難しい。
こんなやっつけ仕事だったら、何も表示しないほうがマシで、電気代がもったいないくらいだと思う。
もしかすると、契約上、やらざるを得ない仕事で、内容はともかく、表示させることに意味がある…ということになっているのかもしれない。
やっつけ仕事でも意味はあるのか…。