7137 虎ノ門ヒルズ駅がほぼ完成
日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」は、2020年に開催される予定だった東京オリンピックにあわせて開業している。
日比谷線では56年ぶりに誕生した新駅ということになったが、日比谷線自体も、1964年に開催された東京オリンピックに開催直前に開業したことを考えると、ちょっとした“運命じみた”ものを感じてしまう。
ただ2020年6月は、北千住方面と中目黒方面のそれぞれの出入口が分かれた暫定的な開業となっていた。
それが、ようやく駅が完成したということで、見に行ってきた。
ホームに降り立つと…あれ?まだ工事中?といった感じで、天井の化粧板などはなく、配線などが剥き出しの状態だった。
これまであった暫定的な出入口がなくなって、駅利用者は、ホームの下に設けられた改札と行き来する感じになっていた。
時刻は8時で、通勤客が増え始めているようだ。
開業後初めての平日ということで、皆、きょろきょろしながら歩いているのがおもしろい。
改札口を出ても、天井は化粧板など張られてない状態だったし、いたるところ立入禁止になっている。
虎ノ門ヒルズステーションタワーと名付けられたビルの開業は秋になるそうで、いまは、まだ地上との行き来をするだけの“通路”となっている。
地上からの光が差し込んで、地下でありながら、とても明るい。
地上に出ると、まだまだ工事中の状況。
新しい出入口は、地下鉄用というより、ビル向けといった感じだが、こちらもまだまだ工事中。
これまで日比谷線ホームに直結していた連絡通路はホーム側は閉鎖され、いったん地下のコンコースに向かわせるようになっていた。
バリアフリー面からしたら、この部分は残してもよさそうなものだが、管理上不都合があるのだろう。
ようやく駅の部分が完成したが、隣接するビルの開業は、2023年10月6日とのこと。
はたして、最終的には、どんな風景になるのだろう?