4110 修善寺虹の郷・ロムニー鉄道

鉄道

ロムニー鉄道の踏切を渡るまるで、模型かおもちゃのようなレールが延びた踏切を渡る。

これが、修善寺虹の郷を走るロムニー鉄道の線路だ。

幅はわずか381mmしかない。一般的なレール幅…日本の多くの鉄道で採用している1067mmや新幹線・一部の私鉄などで使われている1435mmと比べると、から1/3から1/4程度。

ロムニー鉄道のレール幅

両腕を広げると150mm幅のダミーと比較すれば一目瞭然。
参考 一般的な狭軌(在来線)と新幹線のレール幅

踏切の遮断機が下りてからずいぶん経って、ゆっくりと蒸気機関車がやってきた。今日運行しているのは、ノーザン・ロックⅡ号という機関車とのこと。
おもちゃみたいな大きさ 鉄橋を渡る

ネルソン駅は、カナダ村の玄関口。ここからイギリス村のロムニー駅まで、約9分。

ロムニー鉄道は駐車場をぐるりと取り囲むように進むので、移動するだけだったら、歩いて行ったほうが早く着いてしまうかもしれない。
カナダ村の玄関口ネルソン駅 1時間に2本で、朝夕はディーゼル機関車による運行

ちゃんと石炭で走っている

駅の雰囲気は、某ネズミの国のような佇まいではあるけど、やって来た蒸気機関車は、小さいけど石炭で走る。

ちなみに、某ネズミの国の蒸気機関車は、燃料は灯油。

某ネズミの国っぽい 本物の蒸気機関車だからこそ

汽笛を鳴らし、蒸気機関車はゆっくりと進み始める。
円形の単線だが複線に見える 機関庫の脇を通過

シティ オブ バーミンガム号(ディーゼル機関車)

小さいながらも、レールのつなぎ目から伝わってくる音と振動は、信号機や標識とといった設備も、本格的な鉄道そのものだ。

機関庫や留置されている機関車や客車などを見ると、また放置状態になっている、鉄道模型を作りたくなってくる。

花びらの絨毯を越えて… 鉄橋を越えて…

イギリス村ロムニー駅とカナダ村ネルソン駅を結ぶ鉄道だが、乗車駅によってルートが異なるため景色も異なる。今回乗ったルートは、トンネルや池を渡る鉄橋はないものの、乗車距離が長く意外と景色の変化に富んでいて楽しかった。
崖の上を通って… イギリス村のロムニー駅に到着

10分弱の乗車なんてあっという間。
小さいけど本格的

運行は30分おきということだが、1本の列車が行き来するためか、意外とあっという間に発車していった。
イギリス村ロムニー駅ふたたびカナダ村ネルソン駅へ出発

1乗車400円は、ちょっと高めのような気もしたけど、乗ってみると楽しかった。

そして、乗車中に見掛けた機関庫が見学可能だったということに、ついさっき気付き、心底ガッカリしている。

Posted by ろん