7087 丸ノ内線2000系の充電コーナー

鉄道

久しぶりに丸ノ内線に乗った。

東京メトロ2000系電車
東京メトロ2000系電車

やってきたのは新型車両2000系。

ちょっと前まで、営団02系ばかりで新しい2000系になかなか乗れない感じだったが、やってくる列車や、すれ違う列車を見ると、いつの間にか、逆転している感じがした。

コロナ禍で置き換えが遅れているらしいが、近々見納めとなることは間違いないから、そろそろ営団02系の姿をとらえようとする、大きなお友達も増えてくるかもしれない。

2000系の特徴はいろいろあるが、もっとも興味深いのは、純粋な通勤電車でありながら、モバイル端末の充電用コンセントが用意されているということだ。

使えないことも多そう…
使えないことも多そう…

一度どんな感じなのか見てみたかったので、充電コーナーのある場所に行ってみると、そこに寄り掛かる乗客がいて使うことができなかった。

常に混雑する丸ノ内線ならなおさら、こうした広めのスペースがあれば、そこに乗る人は当然いるだろう。

いくら充電コーナーがあるからと言って、その場所を開けてもらうのは気が引ける。

しばらく待っていると、その人の目的地に着いたようで、ようやく空いた。

スマホのバッテリーは十分足りていたけど、実際に使ってみよう。

こんな感じ?

使うとこんな感じ
使うとこんな感じ

ちょうどスマホを置けるくらいの出っ張りがあるので、そこにスマートフォンを置く感じになる。

ただACコンセントに、USB充電器をつけて、さらにUsBケーブルを接続することになるため、けっこうな”出っ張り”ができてしまう。

スペースに余裕のある新幹線や特急列車などではそれほど気にならないが、混雑する電車において、この空間はかなり気になる。

コンセントの方向を変えるとか、USBタイプAの差込口にするとかいった工夫があってもいい気もした。

もっとも、乗車時間が短いうえに、先述のとおり実際に充電に使える時間もほとんどない場合もあるので、意味があるとしたら、”たまたま”緊急避難的に使うくらいしかないかもしれない。

優先席との整合性…
優先席との整合性…

もちろん、あったら便利!とは思うけど。

あと、ちょっと気になったのは、その設置場所。

優先席のすぐ隣にあるのだ。

現在でもルール上は、”混雑時には電源を切る”ことになっている。

そうした制約のある場所の隣が充電コーナーというのは、ちょっと整合性が気になるところ。

まぁ混雑しているときは、そもそも充電することはないよね!?という考えなのかな?

そもそも、”混雑時には電源を切る”ルールを考え直してもいい気もするけれど。

 

Posted by ろん