3593 北陸新幹線の車両の配色でちょっと…

鉄道

2014年度末の開業を予定している、北陸新幹線(長野‐金沢間)で走る新型車両E7系、W7系が発表された。

東京‐金沢間をわずか2時間半で走るという北陸新幹線のこの車両デザインをぱっと見た瞬間…

うーん

ちょっとガッカリしてしまった

配色がイマイチな気が…

ニュースリリースによれば、「高速で走行するための造形と日本の伝統的な色使い、新幹線が走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現」したということらしい。

色には意味を持たせているようだけど…

車体上部色=空色
北陸新幹線の沿線に広がる空の青さを表現
車体色=アイボリーホワイト
日本的な気品や落ち着きを表現
帯色=銅色(カッパー)および空色
日本の伝統工芸である銅器や象嵌の銅色と沿線の空の青さをモチーフに伝統と未来的なイメージの融合を表現

今回の決定までに、おそらく、相当な検討を重ねた結果であることも承知しているが、それでも、もうちょっと、割り切った配色にできなかったのかなぁ…と。

特に、銅色と空色というたった2色ではあるけど、それらが合わないというか、理屈っぽいというか、それだけでもなんだか“盛り込みすぎ”ているような気がしてしまう。

「北陸新幹線!」と言って、小さい子供でもイメージしやすい…そんな存在感とシンプルさを兼ね備えた配色って難しいのだろうか?…言うは易く行うは難し。

まぁ、あくまでも現時点での僕個人の感想だし、完成したときは違った印象を持つかもしれないので、実際の車両が登場したら、また感想を述べようと思う。

Posted by ろん