7002 企画展「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」
今日は、日本橋高島屋で開催中の「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」を鑑賞。
同じような企画展は何度も行っていて、当然ながら展示される作品も”おなじみ”にも思えるものも多い。
それに、こうした企画展に行きたがっているのはおじゃこで、自分は基本的にはついていく感じになるにもかかわらず、これが、まったく飽きを感じないのだ。
これは、それだけ普遍的で、受け入れやすいデザインだからなのかな…と思ってみたりする。
この企画展は日本橋高島屋が 1933年(昭和 8年) 3 月に開店して、ちょうど90年という節目ということで、それを記念して開催されたらしい。
高島屋創業時からある大理石の階段と開店と同じ1933 年にデザインされた椅子を合わせた展示から始まる。
椅子研究家の織田憲嗣氏が収集した「織田コレクション」を中心にさまざまな椅子が展示されている。
いうまでもなく、シンプルでありながら、デザイン性に優れ、しかも快適に使えるのが北欧デザインの特徴だが、ふだんの生活は、どうもそれとは逆になりがちだよなぁ…なんて思ってみたりする。
あらゆる場面で、ついつい欲をかいて、盛り込み過ぎてしまって、ごちゃごちゃしてしまった経験は、枚挙にいとまがない。
年齢を重ねたせいか、以前ほどではなくなったけど、それでもそうした傾向を感じることは多い。
北欧デザインに接すると、こうした考え方、生き方があったんだ…と思いを新たにする。