[社会の窓]もしコロナ感染が広がってなかったら…
今日、久しぶりに池袋へ行ったとき、旧丸善池袋店の前を通った。
去年の7月末に閉店したというニュースは聞いていたが、ひっそりとしていた。
「テナント募集中」の貼り紙がしてあった。

西武2000系クハ2098、京急800形デハ812-6、東急7700系デハ7702のカットモデルが印象的な店頭は、そのままの状態だった。
この旧丸善池袋店は、2017年8月のオープンだったそうで、わずか4年足らずで閉店となってしまった。
オープン直後に行ったとき、まさかあっという間に閉店してしまうなんて想像もしてなかった。
当然、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたに違いなく、その後もテナントが入らない理由も、同じだろう。
ふと、もしコロナ感染が広がってなかったら、どんな世界だったのだろう…と思った。
なんだかんだいろいろ問題がありながらも、東京オリンピックは行われて、引き続きインバウンド需要もあっただろう。
そして、まだこの店も営業していたかもしれない。
新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、けっして特別なことではなかったはずだ。
もう、いまとなっては想像できないふつうの世界…ちょっと見てみたかった。