6833 フィン・ユールとデンマークの日用品デザイン展
南麻布にある「designshop azabu(デザインショップ 麻布)」で「フィン・ユールとデンマークの日用品デザイン展」を鑑賞。
これは先日、東京都美術館で鑑賞した企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」に合わせて開催されているようだ。
ただ開場日が限られているので、事前にチェックしてから行ってみた。
白金高輪駅で下車なんて、かなり久しぶりだ。
あまり用事のない地域なので、つい、キョロキョロしてしまう。
会場はかなりこぢんまりしていて、小さなひとつの部屋でほぼすべての作品を見ることができるくらい。
アイスコーヒーをご馳走になりながら、スタッフの方ともいろいろお話させてもらう。
ここで展示されている作品は、基本的に販売されているもので、いずれもなかなかのお値段。
さすがに手は出ないものばかりだが、手に取って実際に触れて確かめることはできる。
デザインの良さはよく分かる。
そして、フィン・ユールが活躍した時代と同時期のデンマークのデザインの椅子もいくつか展示されていて、特に気に入ったのは、ハンス・J・ウェグナーの椅子だった。
見た感じは、ごくふつうの背もたれ付きの椅子にしか見えない。
でも座って、ちょっとビックリ…背もたれよりわずかに伸びてる部分が、しっかりと肘掛けになっている。
これが、高さも長さも絶妙だ。
詳しいことを聞きそびれたが、これは注文から2年待ちだそうだ。
価格も聞きそびれたが、購入することもないだろうから、まぁいいか。