[社会の窓]絵手紙教室のサンプルまでも…

新型コロナウイルス,社会の窓

国民の過半数が反対しても、開催を止めることができない東京オリンピック。

こういった状況下で、なぜ開催しなければならないかという疑問に真正面から答えられる回答が得られないまま突き進んでいくのだろう。

そして、ついには、公然と民意なんて関係ないと言い放つ者も現れる始末…。

五輪は「やる」開催か中止議論自体が不毛「世論はしょっちゅう間違ってる」

さらに、落語家・立川志らくが「世論の6、7割が(五輪は)中止だって言ってる、世論が間違ってるってこと?」とたずねると、「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」と平然と答えていた。

かつて政権の中枢にいた者がこういうことを言ってしまうというのは、やっぱり、政治というものはこうした考えで動いているんだと痛感させられる。

国民には、国の言うことだけを聞いて余計なことは言わせないし、言ったとしても大したことないと思われているのだ。

そして、為政者は「責任は取る」とは言うが、あくまで“言う”だけでよく、何か問題があれば“想定外だった”で済むのだ。

絵手紙の例がこれだもの…
絵手紙の例がこれだもの…

絵手紙教室のサンプルまでも、なんと刺々しい内容となってしまった。

でも、悲しいかな、世論は簡単に流されるのも事実。

それを見透かされているのかもしれない。

Posted by ろん