6763 山種美術館とその行き帰り
山種美術館の企画展「奥田元宋と日展の巨匠展」を鑑賞。
展示室内は撮影不可だが、1枚だけ撮影可能な作品があった。
こちらは、奥只見での写生をもとに描かれたそうだ。
深い山に降る雨と、遠くに見える一筋の滝の様子が見事に表現されている感じがする。
そして、今回の見どころとして紹介されていたのは、「奥入瀬(秋)」と「奥入瀬(春)」という作品が同時に観賞できるということだった。
どちらも大作で、視界いっぱいに広がる風景は圧巻だ。
特に春のほうは水の流れもリアルで、雪解け水が轟音を立てて流れている様子も思い浮かべることができた。
これまで、山種美術館へは、恵比寿駅から徒歩で向かっていたが、あまりに暑かったので、今回は渋谷駅からバスで向かった。
帰りはランチもあって、徒歩で恵比寿駅に行ったが、とにかく暑い。梅雨はどこに行ったといった感じだ。
恵比寿から湘南新宿ラインに乗ったときにどうにも気になる広告があった。
「毛を生やす機能を壊します」
医療脱毛の広告で、そうしたらもう毛は生えてこないだろうな…とは思うのだけど、あまりに直接過ぎる表現のせいか、なぜか、印象に残った。
その一方で、すぐ近くに、AGAの広告もあった。
壊す一方で、育てたいというニーズもあるんだと思い知らされる。
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