6576 限りなく皆既に近い月食
今夜、限りなく皆既に近い部分月食があった。
実は、ギリギリ皆既月食にならないという現象は、実に140年ぶりらしいが、見た目には別にこれといった特別感はなく、大事なのは見える条件のほうだ。
今回、月の出の段階ですでに欠けた状態、高度の低い段階で最も欠けた状態となってしまう。
周囲に民家やマンションが多いので、こういうときは、あまり条件がよくない。
今日は、いい天気で予報も晴れ…ということで、実際に晴れていた。
しかし、晴れではあっても、うっすらと雲が出てる状態のため、月を見るには向かないという中途半端な状態だった。
月を探すが、うっすらとした雲に隠れているようで見えなかった。
このまま皆既月食に近い状態となったときでも、これでは残念ながら“雲に負けて”しまって、赤胴色の月を見るのは難しそうだ。
まだ勤務時間中だったので、しばらく仕事をしてから、ふたたび月を見てみた。
もう最大の食は過ぎていたものの、ふだん見慣れない欠け方をした月を見ることができた。
カメラの性能の上がったiPhoneでもさすがに、欠けた状態の月を写すのは難しいようだ。
しばらく望遠鏡を使って見てないが、次回は、来年2022年11月8日の皆既月食とのこと。
そのころ、新型コロナウイルスはどうなってるだろう?
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