4326 月齢 22.1(下弦)
ずっと続いているピロリ菌退治の成果が上げられたかどうかをチェックする検査を行うため、朝食抜き…ってことになっていた。
ふだんと同じ時間に起床し、一通りの準備をしてしまうと、けっこう時間が余った。
そのまま出社しようかな…とも思ったが、ふと、南の空に月が出ているのに気づいた。
寒いし、何もこんなときに…という気もしたけど、こういうときこそ、見てやろう…ということで、望遠鏡を持ち出して、月齢 22.1、下弦の月を見てみた。
いつもの、真っ暗な空に浮かぶ姿と違って、太陽の光を光を受けて青みを増した空に浮かぶ姿もどこか幻想的。
こうして月を見てると、その瞬間は、よけいなことは忘れていられる。
ふと時間の流れが変わったような感覚。 今日は平日火曜日だってまでも忘れそうになる。
きっと、いつものように慌ただしく出勤しているであろう人に、「綺麗な月が出ているよ…」と教えたたくなる。
どうせ、聞く耳持たないだろうけど。
僕も、遅刻しては何の意味もないので、慌てて撤収。
望遠鏡を片づけているうちに、いつもの朝が戻ってきた。