6446 お母さん食堂"閉店"

ビジネス・経済

「お母さんは”シュクメルリ“を作るのだろうか」…と先日取り上げた「お母さん食堂」が、なくなってしまうようだ。

ファミリーマートは10月11日、これまでプライベートブランドとして展開していた「お母さん食堂」「ファミリーマートコレクション」を統一し、新たに「ファミマル」としてリニューアルすると発表しました。

以前から、ネットでは「何でも作れるスーパーお母さん」と話題になっていたそうだから、気になる人は多かったのだ。

ネット上では「タイで作ったグリーンカレー」や「ノルウェーから空輸したサーモンのみを使用したスモークサーモン」など、どう考えてもお母さんが作っているとは思えない商品がしばしばネタにされ、「お母さんそこまで頑張らなくていいよ」「このお母さん…強い…!!」など話題になっていました。

 

お母さん食堂”閉店”
お母さん食堂”閉店”

たしかに、これらを「お母さん食堂」とするのは、さすがに無理がある。

当初計画したブランドの位置付けが、どんどん変わってきてしまったのだろうなぁ…と容易に想像がつく。

これがブランドコンセプト設定の難しさなのかもしれない。

お母さん食堂と統合されるもうひとつのブランド「ファミリーマートコレクション」は、10年近く展開してきたようだが、個人的な印象では、多くの消費者に定着したという感じはしない。

そういった意味では、逆に絞り込みしたこtでイメージが付きすぎたために、コンセプトが合わなくなった“お母さん食堂”との発展的統合は、必然だったのかもしれない。

新しいブランドは「ファミまる」というそうだが、語感からは、あんまり期待しにくい感じがしてしまうのは、気のせいだろうか。

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Posted by ろん