4414 堀江貴文氏の講演を聴く

ビジネス・経済

今日は、ずいぶん前からに予定を入れてあった、クラウド関連のセミナーへ行ってきた。

実際は、午後のセッションを聴くのが目的だったが、せっかくなので?、午前中にやっていた堀江貴文氏の話も聴いてみることに。

10時20分からということで、少し前に着くようにしたのだけど、ものすごい行列ができていて、ビックリ。

こんな行列!!最後尾に付く…

結局受付を済ませたときには、講演は始まっていた。

しかも、通されたのは、サテライト会場。

結局、画面越しに…

これじゃ、ネット配信で見るのと同じじゃないか…という気もしたが、仕方がない。

彼の講演を聴きに行く…と、周囲に話すと、皆、一様に、先日テレビのバラエティー番組に出演してた話をしてくれた。

それほど注目を集める人であることを伺わせる。

クラウドをテーマとしたイベントだったので、当然ながら、それを中心とした話となった。

さまざまなサービスが、クラウド…インターネット上でのサービス…によって提供されている。

しかし企業の導入は、なかなか進んでいない。

それは、どうしても企業は、自社の業務に合わせようとカスタマイズするからだ。

クラウドサービスは、自社構築するシステム(オンプレミス)と比べると、その特性上、どうしても柔軟性に欠ける部分は出てくる。

堀江氏がかつて経営していた会社にERPシステムを導入しようとしたころ、当時は現在のようなクラウドサービスはなかったが、いっさいカスタマイズしないように指示。

システムを業務に合わせるのではなく、業務をシステムに合わせたのだ。

おかげで、格安で導入することができたという。

まぁ、それはよく分かる。

実際、こうした状況には、僕もこれまで何度となく出くわしたが、そう簡単ではないのだ。

彼は、業務をシステムに合わせろ…と、さらりと言ってのけるが、現場からの抵抗は半端ない。当然だし、それも十分理解できる。

そこをどうやって乗り切ればいいのか…というのが難しい。

彼の会社で、一切カスタマイズしないでシステム導入できたのは言うまでもなく、“彼の会社”だったからだ。

彼の指示が絶対なら、そう難しくもないだろう。

僕が常々思っていたことにつながるのだけど、成功の可否を握るのは、“強いリーダーシップ”を発揮できる人がいるかどうかということに尽きるということだ。

こうなってくると、もはや、クラウドはあんまり関係ない話しになってくるけれど…。

一方、一般消費者の世界では、どんどんスマートフォン(モバイル化)している。

Google検索の、実に80%近くが、スマートフォンによるものらしい。

クラウド化はモバイル化であり、その流れは加速する一方だが、やはりモバイル化も、企業は遅れている…なんていう話もあった。

クラウドとは別の話題で、ちょっと気になった話としては…

人は、年齢を重ねてくるにつれ、プライドをそぎ落とす人捨てていく人と、プライドに凝り固まる人に綺麗に分かれるのではないか…という話題。

プライドが高い人は近寄りがたい。

プライドが、壁となってバリアーを、自分自身で作ってしまう。それはもったいない…という。

たしかにその通りかもしれない。

また、「“うざがられること”をおそれちゃいけない」とも。

いじめる側は深く考えてない。言った相手は深刻に考えていない。

みんな所詮他人事…実は、今回の講演で、一番心に残ったのは、この言葉だった。

Posted by ろん