6425 入室禁止の”信号機”を作る
あまり外出できなくなり、自宅で過ごす時間が長くなった。
集中して作業をしたいとか、電話などをするときには、自分の部屋に入ってほしくないときもある。
鍵を掛けるというのは、ちょっとやり過ぎな感じがするし、もっとスマートに伝える方法はないか…と考えた。
こんなホテルのようなドアノブサインプレートというのもあるが、突然の電話などがあったときに、わざわざドアのところまで足を運ぶのもちょっと面倒だ。
それに、掲示したまま忘れてしまうなんてことも起きそうだし。
そこで、手元にスイッチを置いて、いま取り込み中であることを知らせるランプをつけてみようと思い立った。
複雑なものでなく、あくまで簡単に以下のような要件を満たすようにした。
・ランプがついていれば会議・電話中とする
・点灯状態は自分も確認できる
・見た目に邪魔にならない
いろいろ考えた結果、100円ショップで売られていたおもちゃの信号機にLEDのライトを仕込み、これを遠隔操作でON・OFFしてみるという仕組みを考えた。
100円の信号機のおもちゃはよくできていて、海外の仕様らしく点滅の仕方こそ独特だけど、ちゃんと青・黄・赤とちゃんと点灯する。
今回用意しようとする信号機は、あくまで部屋に入っていいかどうかを知らせるだけの目的のため、青色と黄色の点灯はさせず、赤信号のみしか点灯しないこととした。
ただ最初に見たときに、どうしても気になったのは、色の順番だ。
日本においては縦の信号機の順番は、上から赤・黄・青のはずだ。
なので、まずはこれを修正しておきたい。
もっとも今回の要件とは無関係ではあるが、気になるものは気になるのである。
あとは裏蓋を戻して、信号機本体は完成。
この信号機と取り付けたLEDと、それをONとOFFをするスマートプラグを接続すれば準備完了だ。
これを少し離れたリビングに置き、この操作はスマートフォンでONとOFFの操作をすればいい。
置いてみた。
リビングの隅のほうに置いても、信号機は結構な明るさで光るから、部屋に入っていいかどうかすぐわかる。
スマートフォンで点灯状態が確認できるが、そのためだけにスマホを見るのもちょっと面倒で、手元に物理的なスイッチがあるほうが便利だ。
今回購入したスマートプラグは、プラグ自体にもスイッチがついてて、このスイッチを入れると自身のスイッチだけでなく、遠隔のスイッチのONとOFFも連動できる機能がある。
つまり、スマートプラグを2台買って、それをリビングと自室に置き、自室でスイッチを入れるとリビングの信号がともるということもできるのだ。
あともう1台の信号機を用意しよう。